2024明治安田J1リーグ第22節 鹿島アントラーズ戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

本日の試合総評


今日は出場した選手たちは厳しいチーム状況の中、あきらめずによく戦ってくれたと思います。違いがあったとすれば、鹿島の鈴木優磨選手そこに違いをつけられたゲームだったと思います。我々も多くチャンスがありましたけれども、違いを見せたのは鹿島の鈴木優磨選手かなと思います。

今レギュラーの選手が9人けがをしている状況で、昨シーズンからみると5人のレギュラーの選手が移籍し、チーム状況が苦しい中、今日出場した選手たちは素晴らしいプレーを見せてくれたと思います。鹿島相手に、このメンバーで戦えたというそういった姿勢を見せてくれましたし、選手たちを決して非難することはできないと思います。


昨日、記者の方から「札幌はいつになったら得点できるのか」という質問を受けましたが、今日も何度もゴール前で決定機がありましたが、それを決めきれない中で今日も得点ができずに終わってしまいました。いつ得点ができるのか、私もこういう状況ではわからないとしか答えられません。

 

鈴木優磨選手について


得点に絡む部分で素晴らしいパスを鈴木選手は出していました。1点目は攻撃のキーとなるパスを出しましたし、2点目は素晴らしいクロスをあげてそこから得点が生まれたと思います。そういった決定的なプレーができるというところが、試合の中で違いを見せた点だと思います。

たとえば、メッシ、マラドーナといった特別な選手がいますが、そういった選手のいるチームに負けた時に「今日はメッシに負けた」という表現をした監督さんが昔いたのではないかと思いますが、ゲームの中で違いを見せられる、決定的なプレーができる選手というのはゲームの勝敗を争う上で重要だと思います。