2024明治安田J1リーグ第28節 ジュビロ磐田戦 監督コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
本日の試合総評
非常に厳しいゲームでした。もちろん、鳥栖戦の前からそうですけども、やはり我々の置かれている状況というのは、毎試合勝っていかなければいけないというそういう状況にある。
残留圏のチームとポイント差が離れている中で毎試合勝利していかなければ、そこに我々が到達することもできず、追い越すこともできないような状況の中で、前節鳥栖には勝利できましたけれども、首の皮1枚つながったような状況の中で今日のゲームを迎えました。
もちろん両チームともやはり非常に厳しい状況の中で行われた試合ですけれども、非常に思っていた以上に厳しいゲームでした。勝利はしましたけれども、ただ状況的に我々が残留というものを実現するためには、まだまだ足りないものがあるのは間違いない。毎試合毎試合勝っていかなければいけませんし、勝つことで自分たちの残留という可能性を広げていく。
非常にプレッシャーのかかるゲームでしたけれども、札幌は立ち上がりから勇気のあるアグレッシブな戦いを見せられたと思っています。やはり相手に対して前からプレッシャーをかけてボールを蹴らせて、それを競り合って回収する。そうした我々の狙い、そして相手の狙いというものがぶつかり合うそういったゲームだったと思います。
やはり磐田は素晴らしい監督がいるチームですし、そして試合を通して非常に狙いを持った戦いを見せていましたけれども、ただそうした中で我々が相手の長いスペースに蹴り込んでくるボールをしっかりと競り合う中でマイボールにし、時には相手にチャンスをつくられる場面もありましたけれども、ただそういった部分もしっかりとみんなで集中して体を張り、失点をせずに試合をやれたことはチームの非常に強い思いを感じられたゲームだったと思います。
攻撃に関しては、狙いとする形がいくつも出ていましたし、得点になってもおかしくないとチャンスは他にもあったと思います。非常に拮抗した厳しいゲームでしたけれども、試合を通して勝利に値するゲームができたのは札幌だったと思います。