2024明治安田J1リーグ第20節 FC東京戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

本日の試合総評

連敗中、そして最下位のチームが敗れた後で、監督が何をコメントするのか難しい状況ですが、この最下位という順位の中で、今の現状というのはもちろん、監督である私に責任があります。

今、多くの若い選手たちが試合に出ていますが、その選手たちは(前節の)マリノス戦も含めて非常に素晴らしいプレーを見せてくれていると思いますし、何が何でもポイントを取りたい、勝ちたいという姿勢を見せてくれていると思います。

残念ながら、前節に関しては不運な形でPKを相手に与えてしまって敗れてしまいましたけれど、今日のゲームも、このゲームだけでなくここ最近のゲームも、けが人がチームに多い中で、非常に苦しい状況にありますけど、若い選手たちが今日のゲームも躍動してくれたと思っています。

相手のFC東京も質の高いチームですし、攻撃は相手にとって嫌なフリーランニングをしてくるチームですけれども、その東京の攻撃を比較的、我々は相手の良さを消すような守備ができていたと思いますし、規律のある自分たちの狙いを持った戦い方ができていたと思います。FC東京は途中から質の高い選手、オリベイラ選手や仲川選手が入って来ましたけれど、そういう選手が入って来る中で最後は違いを見せられてしまったかなと。もちろん、失点場面も防げなかった場面ではないと思いますが。

今日のゲームの内容からすれば、1ポイントは取れてもおかしくないようなゲームができていると思います。ただ、昨年から5人の選手が移籍し、今8人の選手がけがをしている状況の中で、チームが苦しい状況にあるのは間違いありません。それに代わる選手たちが強い気持ちを持って、狙いを持って相手の良さを消してチャンスを作り、勇気のある戦いを見せてくれたのは私自身は前向きに捉えたいと思いますし、よく戦った選手たちを褒めたいと思います。

負けに値するゲームではなかったと思いますし、ただ負けてしまえば、すべてが“たられば”になってしまいますけど、一つ言えることは、選手たちは自分たちが持っているものをしっかりと出してくれたと思いますし、よく戦ってくれたと思います。