2021/07/10(土) ベガルタ仙台戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第22節)

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

--本日の試合を振り返って

前半特に多くのチャンスを作る中で、2点目、3点目と取れた決定機を作りながらも我々が得点をできない中で相手のチャンスから失点をしてしまうという展開だった。我々が試合を支配しながら、後半も主導権を握りながら多くの決定機を作っていましたが、残念ながら今日はチャンスをゴールに入れる割合が少なかった。

 

試合に関しては選手たちは非常に良い試合運びができていたと思いますし、内容的にも自分たちの狙いが出せていたゲームでした。内容に関してはよくやったと褒めてあげたいですが、引き分けという結果に関しては満足のいくものではなかった。引き分けが御の字という結果ではなくて、我々としては2ポイントを失ったという試合だった。

 

選手たちは非常に厳しい連戦の中で、良い戦いを見せてくれましたが引き分けという結果に関しては物足りなさが残る試合となった。チャンスをしっかりと決め切るという取り組んでいかなければならない。

 

 

 

--VARの場面を振り返って

今日の試合は西村レフェリーが担当しましたが、今シーズンに関してはホームでのルヴァンカップ予選アビスパ福岡とのゲームアディショナルタイムにファールだったのではないかというシチュエーションの中でファールではないという判定の中で相手にゴールを許し、今日のゲームは私はゴールではないかというシチュエーションの中でVARの結果西村レフェリーはファールという判定を下した。

 

私はファールはなかったという風に思いますが、レフェリーの判定はファールという中で今シーズン関しては西村レフェリーの判定に対して、私自身疑問に思うことがありますが、我々札幌としてはそういう判定に対して中々大きく抗議をすることもできないという小さいクラブですので、レフェリーの判定に関しては受け入れていくしかないわけですが、今シーズン西村レフェリーとの試合は相性が悪い。非常に残念な判定にはなりましたが、納得がいかない部分がある中でも判定に受け入れていくしかないという気持ちがある。これをどういうものだったかというのを検証していくというのを見ている方々もやっていかないといけないと思います。

 

 

 

--次の試合までどう過ごしていくか

非常にストレスのある、ハードな日程を選手たちは過ごしてきましたので最初の1週間はオフを取って、体をリフレッシュしてほしいなと思います。その後の2週間はしっかりとトレーニングをする中で自分たちの課題にしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

 

鈴木武蔵・アンデルソンロペスと2年連続でチームの得点源となる選手を失った中でチャンスは十分に作れているが、そのチャンスをゴールに繋げられていないのは課題にあげなければならない。我々のサッカーに関して、その課題に取り組んでこの2週間で改善していく必要がある。ゲームを作る・コントロールするという部分では選手たちは非常に高いレベルでやれていると思いますので、チャンスを決め切るという1番難しい課題に取り組んでいかなければならないと思っている。