2024明治安田J1リーグ第15節 柏レイソル戦 監督コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
本日の試合総評
今日のゲーム、我々札幌は敗れはしましたが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと私は思います。前半何度か得点になってもおかしくないようなシーンを作れていました。相手は我々のボールを奪って速攻を仕掛けるという鋭さはありましたが、我々が不用意にボールを失ってしまったことで得点が生まれてしまいました。我々は主導権を握りながら、守備を意図的に崩しながらチャンスを作れていたと思います。比較的不運な形での失点をしてしまった中でゲームが進み、1-1で前半を終了しました。決して悪い前半ではなかったように思います。
ハーフタイムをはさんで、早い時間帯に得点をしてもう一点とれるチャンスがありましたが、そこを決めきれず試合は1-1のドロースコアで進んでいきました。ATで残念ながら失点してしまい敗れた試合でしたが、試合を通して札幌は自分たちがやりたいことはできていたと思いますし、敗れるような試合ではなかったと思います。柏は前節の湘南戦でATに得点を決めて勝利しましたが、今日も同じように柏が勝利をしました。もちろん、勝敗を「運」で片づけてしまうわけにはいきませんが、今の我々には「運」がないのは確かだなと思います。また、1試合戦うごとに怪我人が増えていき、さらにこの連戦で交代がしにくいというのも事実です。ただ、我々は戦っていかなければならず、そこがチームとして苦しい点です。
ハーフタイムでの選手への指示について
前半については、攻撃も含めうまく試合をコントロールできていたと思います。相手のチャンスは、我々が不用意にボールを失ったところからでしたし、自分たちの攻撃の形はできていたと思います。後半は、よりサイドを変えながら幅を使いながら攻撃していこう、ボールを奪ってからの速い攻撃を狙っていこうと話をしました。敗れてしまうと何を言ってもいいようには聞こえないと思いますが、前半も後半も、我々の狙いとする戦いはできていたと思います。