2024明治安田J1リーグ第18節 京都サンガF.C.戦 監督コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
本日の試合総評
今日の試合は両チームにとって非常に大事な試合だったと思います。ですが、その試合を我々は前半怖がって入ってしまったような展開だったと思います。そういった中でクロスからの失点、2点目はビルドアップのところを相手にボールを奪われてからの失点という、非常にもったいない失点を重ねてしまいました。その後、選手たちは落ち着きを取り戻し、チャンスを作って2-1にできそうな場面もあったのですが、決め切れられずに前半が終わってしまいました。
後半、選手たちは非常に良い入り方をしてくれて、早い時間に押し込むような形で何度かいいチャンスがあったと思います。特に、近藤のシュートはソンユンに止められましたが、ゴールになってもおかしくないようなチャンスでした。あの時間帯は自分たちが狙いとする攻撃ができていたので、2-1にできていればまた試合の展開が違っていたと思います。そこを決めきれない中で進んでいってしまった後半でした。
この結果は我々にとって痛い敗戦だったと思いますし、さらに厳しい状況になりました。まだ試合はたくさん残されていますし、挽回できるチャンスが残されています。いくつかのテーマについては修正しなければいけません。攻撃的で質の高い選手たちが怪我で離脱していますので、そういった選手たちが戻ってくれば、自分たちの得点のチャンスは作れると思いますし、ポイントも今までより積み重ねていけるのではないかと思っています。
今日敗れたことで選手たちはとても悔しい想いをしていると思います。ただ、選手たちが見せたあきらめない姿勢というのはとても大事になってくると思います。