2024明治安田J1リーグ第13節 川崎F戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

本日の試合総評

もちろん私は札幌の監督ですが、私がこの試合を客観的に見てどう思ったかをお伝えしようと思います。前半は非常に良い入りができて自分たちが試合の主導権を握れていたと思いますし、相手にチャンスらしいチャンスを与えずにゲームを進めることができたと思う。

その中で立ち上がり20分くらいまでにあったチャンスで1点、2点、3点と決めることができていればまた違った試合の展開になっていたと思います。ただ逆に少ないチャンスをものにしたのが川崎だった。我々札幌になかったものがあったのが川崎でした。


1点目もペナルティエリア中にボールが収まってターンをされてのシュート。2点目はペナルティエリア内に再び機転を作られて、フリーランニングをされたところで付いていけず失点をしてしまった。3点目はスペースを突かれた中でファールをしてPKを与えてしまった。特に1、2点目の失点に関しても十分気を付けなければならないという話はゲームの前にしていましたが、気をつけていた部分でやられたのは大変悔しい。

 

ただ、前半に関しては我々が狙いとするような戦いはできていたと思いますし、相手に0ー3とリードを許すような展開ではなかった。

 

後半に3点リードをされている中で、本来であれば4点目、5点目、6点目と失点をしてもおかしくないような展開だったと私は思う。川崎というチームは点差が開ければ余裕をもってプレーできる選手たちが得点を狙ってきますので、我々が得点を欲しくなるという気持ちが強くなる中でカウンターで失点をしてしまってもおかしくなかった。

 

そのような展開になってもおかしくない展開だったが選手たちはしっかりとコントロールをしながら、何回かカウンターは受けてしまいましたが、崩れることなく規律を持ちながら自分たちが狙いとする戦いを見せてくれた。キムゴンヒ選手やその他の選手も含めて後半も得点になってもおかしくない場面を作れていましたし、早い時間に得点を取っていれば違う展開になっていたと思います。川崎も選手を入れ替えても、カウンターを狙っていたと思いますが我慢しながらゲームを進めてくれたと思います。

 

今日0ー3というスコアで敗れはしましたが、私自身は選手たち本当によく戦ってくれたと思いますし、破れたという結果に関しては私に責任があるだろう。

 

本当によく戦ってくれた選手を褒めてあげたいと思いますし、結果に関しての責任は監督である私に向けてもらえればと思う。選手たちはやっていることプレーに関しては自信を失くしてほしくないですし、次に向かっていくファイティングポーズは取っていてほしい。改めて言いますが、結果に関しての責任は監督にある。