2024明治安田J1リーグ第11節 C大阪戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

‐‐総評

首位のセレッソ対最下位の札幌というゲームだったので、セレッソが3~5点取ると予想していた方は多かったのではと思います。
引き分けという結果に終わりましたが、順位をわからないまま見ている方がいたら、どちらが首位でどちらが最下位かわからなかったかもしれません。


狙いは充分出せていたゲームだったと思いますし、攻守において自分たちの戦術がよく出たゲームだと私自身は評価しています。
そういった中で、色々な要素が左右して引き分けという結果になったと思います。
私個人としては、勝利に値する内容をみせることができたと思いますが、もちろん見ていた方がそれぞれの感想をもってもいいと思います。


相手の6番の選手(登里選手)のところから攻撃の起点になる場面が他の試合では非常に多いと思いますが、守備時はサイドバック、攻撃の時はボランチの位置に入ってきますけども、そういった動きで攻撃を組み立てるのが、セレッソの狙いですが、今日に関しては我々がうまくそこを押さえられたと思いますし、なかなか彼も自由にプレーすることができなかったと思います。

私自身は今日、駿汰があまり目に留まらなかった。駿汰選手はボランチのポジションをやりたい、代表選手になりたいという思いがあって、環境を変えて新たなチャレンジとしてセレッソに移籍したんですが、今日のプレーに関しては、(駿汰は)試合に出ていましたか?と皆さんに聞いてみたいです笑
駿汰、ルーカス、進藤と我々の選手がセレッソに移籍していますが、私自身非常に大切に育てた選手なので、その選手たちがこの大阪でプレーしているところは、自分の子供をみるような思いで見ています。今後の活躍を期待していますし、応援したいと思っています。


札幌に関しては、小柏選手がFC東京に移籍して、昨年途中に金子選手が移籍しました。去年から多くの選手が抜けている中で、今シーズン出だしはなかなか厳しい状況にありますけど、ただ札幌はそういった状況から必ず這い上がってみせます。徐々に我々の戦いをみせることができるようになってきていますし、結果だけが足りないと思っています。全員でしっかり這い上がりたいと思っています。結果に対する責任は私にありますので、仕事がある限り、責任をもって這い上がりたいと思います。