2023明治安田生命J1リーグ第16節 柏レイソル戦 監督コメント

ミハイロペトロヴィッチ監督

ーー本日の試合を振り返って
今シーズン柏レイソルは自分たちが思い描いているようにポイントを積み重ねることができていない中でここまで来ましたが、柏レイソルが素晴らしい選手・素晴らしいチームというのには変わりはない。これまでポイントを重ねることができずに監督を変え、新たなモチベーションでリーグ戦を戦うという状況だったと思います。このアウェイの地、柏というのはアウェイチームにとっては簡単なゲームは多くないという印象ですし、我々札幌にとっても非常に難しいゲームだったと思います。

 

前半は立ち上がりからプレッシングをかけてボールを奪って、ゴールに向かうというのをどのチームに対しても同じ戦い方をしている訳ですが、我々は今日も同じ戦い方で臨み、前半を戦った。もちろん相手も我々の狙いを分かっていた中で、前に起点となる選手を入れて長いボールを蹴るという形で攻めてきました。選手たちは前半素晴らしい戦いを見せてくれた中で、もし全てのチャンスが決まっていたとしたら7、8点取れていてもおかしくはない前半だった。我々の狙いが出せた前半でしたし、私が札幌に来てからの中でベストな前半だったのではないかと思っている。

 

我々札幌は失点が多いと言われますが、この5年半私が札幌を率いてからは攻撃に特化した戦いができている。リスクを負う中でも相手より1点でも多く取って勝つことを目指してきている中で、反対に点を入れられることも多くある。今日のゲームもたくさん得点できましたが、その代わりに失点も多かった。それは皆さんが指摘したいとこではあると思います。

 

3ー1とリードする中で、コーナーキックの場面で4点目を狙いに行ったシーンでシュートを多く打ちに行った。そのボールが運悪く相手の選手に渡ってゴールを入れられてしまうという不運な失点だった。後ろにもう一人置いておけば失点を防げたかもしれませんが、その中でもシュートを狙いに行って失点となったが逆にあのシュートが入っていればというたらればですが、我々ゴールを目指していくという戦いのもとで決まってしまったゴールだった。我々は攻撃に特化したチームであり一人一人が攻撃に関わっていける選手たちだと思います。

 

今日私が監督として一番嬉しかったのは中村選手が非常に素晴らしいプレーを見せたことです。それが非常に嬉しい出来事でした。