2023明治安田生命J1リーグ第7節 セレッソ大阪戦 監督コメント

ミハイロペトロヴィッチ監督

ーー本日の試合を振り返って

セレッソは素晴らしいチームなので、非常に難しいゲームになりました。
立ち上がりから、前からプレスをかけて相手のボールを奪いに行くということをよくできていたと思います。
そういう中で前半は特にチャンスを作れていたと思います。前半のうちにもう何点かとってリードしなければいけない展開でした。
後半はセレッソが圧力を強めてくる中、選手たちはハードワークをして、勝利を掴み取ってくれたと思います。


今日のゲームは相手の背後を狙ったななめのボールを狙いとしていました。

浅野選手・ゴンヒ選手がその意識をもって動いてくれたと思いますし、ワイドに開いた金子選手、菅選手へのサイドチェンジも上手くいっていたと思います。
ゴンヒ選手や青木選手はケガ明けということもあって、体力的にはきつかったのではないかと思います。
まだケガ人が多い中、選手たちはチームとしてよく戦ってくれたと思います。

--金子選手の今シーズンの活躍について
正直なところ、いいプレーを続けてくれていますが、私自身の期待には応えきれていないです。
彼にはコンスタントにいいプレーをしてほしいと思っています。
今日は得点を決めましたが、彼はもっと数字を残していかないといけないと思っていますし、それができると思っています。
あれだけ相手をドリブルで剥がせるプレーができるのであれば、シュート・クロスの精度を上げてほしいと思いますし、もっと相手の脅威になる選手に成長できると思います。
褒めるのは簡単ですが、彼に現状で満足してほしくないという思いがありますし、もっと高いものを要求したいと思います。


ゴールを決めれば、それを記者の方は記事にして、選手は喜ぶと思いますが、若い選手はそれで勘違いしがちです。
若い選手、得点を決めた選手に注目が集まるのはいいですが、私自身は監督という立場なので、より厳しい目を選手に向けなければいけないですし、
記者の方たちとは違う目を向けなければいけないです。