2022明治安田生命J1リーグ第24節 湘南ベルマーレ戦 監督コメント
ミハイロペトロヴィッチ監督
--本日の試合を振り返って
今日のゲームというのは両チームとも25ポイントで順位的にも並んでいるチーム同士の対決でどちらも勝利をしたいというでした。チームにとって非常に重要なゲームだったと思いますし、両チームが強い気持ちで戦ったゲームでした。
札幌は前半から勇気を持って、相手にプレスをかけて前からボールを奪いに行くという姿勢を見せられたと思います。そんな中で湘南は中々自分たちの形が作れなかったと思いますし、自分たちが相手の背後を狙っていくという
自分たちの狙いを効果的に出せました。我々がチャンスをモノにし勝つことができました。
--今日の勝利で勢いがつき、今後の試合も期待できるかと思いますが
今日は勝利できましたが、過去の試合でも敗れはしたものの今日よりも内容の良い試合があった。例えば、最近のゲームで言えば京都戦、リードされる中でキーパーがレッドカードで退場になった。試合のほとんどを1人少ない状態で戦いながらも一時は同点に追いつき、勝利をしてもおかしくないという展開を作れた。柏戦についてはPKの判定が見逃されて、我々は2分に失点をしてしまいましたがそれでも相手にほぼチャンスを作らせない状況で試合を進めれていた。不運な判定もあったり、勝利をしてもおかしくない試合でした。振り返ってみても良い試合展開でも勝利をすることが
できなかったのが我々札幌でした。今日のゲームというのは良い試合をしてくれ、その中でもチャンスをしっかり決め切れるそれが今日のゲームでした。
ただ、今日の試合5-0でリードをしている中で、最後の10分くらい消極的なプレーが多かったという印象を受けた。私はそれは良い事ではないと思っている。日本人のメンタルで「5-0で勝っているからセーフティーにいこう」「これで勝利できるから大丈夫」だろうという意識が働くのか、これがドイツ人のメンタルであれば「得点が取れるのであれば取れるだけ取る」「6点でも7点でも取りに行く」そうした勝利のメンタリティーというのをもっと日本人には必要ではないかと思っている。そういう意味で私は内容を大事にしている。なぜかというと続けていくことでもっと高いレベルにいくことができるからである。ちょっとのところで満足をしてはいけない。そこは選手たちが成長していくうえで必要なことだと思っている。