天皇杯 3回戦 ヴァンフォーレ甲府戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

--今日の総括
前半は我々の出来が悪かったと思います。なかなかチャンスの形が作れない中で、甲府のほうがあきらかに出だしがよく、運動量・球際の部分で相手に上回られていたと思います。そういった中で1-0でセットプレーのこぼれから得点できたことはよかったと思いますしラッキーだったと思います。その後、自分たちが押し込まれる中で2失点をして、2-1でハーフタイムをむかえました。前半の出来からすれば、甲府がリードするに値するゲームができていたと思います。後半に入って自分たちが少し盛り返した中で、自分たちの形、攻撃のチャンスもいくつか作れていたと思うのですが、PKを得て同点にできるチャンスがありましたが、それを外してしまいその後同点に追いつくようなチャンスをなかなか作ることができませんでした。非常に長い移動と、けが人が多い中で厳しい条件下でのゲームでしたが、今日のゲームは甲府が勝利に値するゲームをしていたと思います。


--シャビエル選手の状態と交代の理由
前半途中にシャビエルがベンチサイドにきて、頭痛と吐き気の体調不良を訴えてきました。それが交代せざるを得なかった理由です。


--スタメンに主力を配置した理由
深井選手については前節が短い時間の出場だったこと。宮澤選手は前節、後半途中の比較的早い時間帯に交代をしたということで起用しました。岡村は前節は出ていますが、けが人、けが明けの選手が多い中で、後ろの選手が足りないというチーム事情によって彼らを起用せざるをえなかったということです。


--運動量が上がらなかった理由
シンプルに甲府の選手のほうが今日非常にキレがあったと思いますし、ボール際でも我々を上回ることが多かったのではないかと思います。相手に劣ってしまったら、なかなか試合を有利にすすめることは難しいと思います。もちろん湿度が高い、移動が長いといったことは多少なりとも影響はあるかもしれませんが、言い訳にはできないと思います。シンプルに彼らのほうが動けていたと思いますし、非常に走る戦うという部分で我々を上回っていたと思います。