2022 明治安田生命J1リーグ第16節 ヴィッセル神戸戦 監督コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
--本日試合の総括
1-4と点差がひらいた試合の後にコメントするのは簡単ではないです。
負けた試合の後で、我々の方が上回っていたとコメントすることはなかなか理解しずらいかと思いますし、私は札幌の監督なので自分のチームを主観的に見ていますので客観的にみると間違った意見かもしれませんが、1-3までは札幌がピッチ上で相手より上回れていた部分があるんじゃないかと思います。ボールを動かしながら自分たちの形でチャンスを作れていたと思います。
1失点目に関してはCKからのこぼれ球をミドルシュートを打たれて失点してしまい、その後、後半1-1に追いつくのですけども2失点目3失点目もセットプレー、そういう流れの中で退場者を出して4失点してしまいました。退場者を出した時点でこの試合の結果は出てしまうような状況でした。
ただ、負けはしましたが選手達はこの気候の中でハードワークしてくれましたし、たくさんのチャンスを作れていたと思います。先ほども言いましたが1-3の状況までは我々札幌は相手よりもいいサッカーを見せてくれていたと思いますし、途中までこの試合は十分に自分たちのもの出来る状況にあったんじゃないかと思います。
--リーグ戦は中断期間となるが、再開までチームに望むものは
チームとして出来ることはそれほど多くはないと思います。現状でいえばレギュラーの選手が多数欠けている状況の中で、何か特別な事をこの期間を利用してやれることはないと思います。まずはしっかり休んでリフレッシュしてからカップ戦に向けて準備していきたいと思いますし、しっかりと自分たちのチームとしての戦い方を確認しながらやっていきたいと思います。
今日はセットプレーからの失点が多かったのでセットプレー時の守備の確認をやらなきゃいけないと思いますし修正はしていこうと思っています。
若い選手が出ている中、連戦の中でも札幌としての戦いは表現できていると思いますし、自分達の狙っている形で相手の守備を崩すところまでは行けたと思います。もちろん、得点を取るというところの割合を上げていかないとなりませんので、選手達と地道な取り組みをしながら改善していくしかないと思ってます。
チームとして厳しい状況の中で戦っていますが、一人でも多く怪我している選手が戻ってくること、チームとして底上げをはかっている事は今後の戦いに向けてやっていきたいと思います。