2022 明治安田生命J1リーグ第14節 ジュビロ磐田戦 監督コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
--本日の試合を振り返って
今日のゲームはやはり予想していた通り、難しいゲームになったと思います。
磐田は素晴らしいチームですし、しっかりとチームとしてやるべきことがはっきりしているまとまっているチームでした。
それに加えて我々札幌は、出場停止の選手や怪我人が多くいる中で、なかなか選手が揃わないという中での戦いがこのゲームをさらに難しくしたと思います。
試合の入りにいきなりコーナーキックから失点をして、その後立ち上がりの15分~20分くらいはゴール裏にボールを入れるけれども
効果的な攻撃が出せない中で、途中から荒野と駒井のポジションを入れ替えました。
そこから我々がゲームを支配出来るような展開になったと思う。荒野が中心となるビルドアップ、駒井は前線で起点となり前線を活性化させたと思います。そういった中で同点に追いつき、後半は立ち上がりに危ない場面を1回迎えましたけども、それ以外のシーンでは比較的、我々が良い形でチャンスを作れていたと思いますし相手のビルドアップに対しては前からプレスをし、相手にロングボールを蹴らせて競り合ったところのセカンドボールを回収も出来ていたと思いますし、ゲームをコントロールしていたというところでは我々札幌が勝利に値するゲームが出来ていたと思います。
--中村選手がリーグ初先発。攻撃参加などでも存在感を見せたが
中村に関しては非常に今シーズン入って、練習あるいは練習試合やカップ戦を通して非常に素晴らしい成長をしてくれている選手。
若い選手に対して調子が良いからいきなりチャンスを与えるというのは若い選手にとっても酷である。
彼にとって一番良いタイミングで起用してあげたいと思いの中で、今日はチーム事情もありましたけども先発で起用しました。
私自身、若い選手が出場したことに対して、私の中での評価は今日の試合だけではなく、今後もしっかりと彼を育てていきたい。
彼のような若い選手が、多く試合に出ることになれば、彼のミスで5点・6点失点することはあるだろう。ただそういう失敗を重ねて選手というのは成長する。
私の中で彼はもっと成長出来る。伸びしろがある・もっと良い選手になれるという思いがある中で、そうしたミスも私の中でしっかりと計算に入れながらしながら成長させたい。彼自身がシーズンに入って非常に素晴らしいプレーを続けているのでそのまま継続してほしい。