2022 明治安田生命J1リーグ第13節 鹿島アントラーズ戦 監督コメント

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

--本日の試合総評

前半は鹿島が、非常に出足が良く、アグレッシブで我々を明かに上回っていました。
ボールを奪ってスペースに出してくるボールが非常に効果的でしたし、我々の選手たちは全てにおいて、一歩・半歩常に遅れている状況でした。

こういったことは言い訳にならないのですが、今日の気温・高い湿度は札幌から来た選手たちにとって酷だったと思います。
そうした気候条件なども選手にとっては大きな影響を与えたと思います。
それが前半の出来が悪かった理由の1つでもあったと思います。

後半入って早い時間帯にセットプレーから失点し0-4とリードされてしまいましたがその後は、自分たちの戦いというものを始めたと思います。

後半に入ってからは自分たちのペースが出来ていた中で、チャンスは十分に作れていたと思います。
得点にはならなかったシーンが多かったですが、決定機は多く作れていたと思います。
もし、鹿島の鈴木選手・上田選手が我々のチームでプレーしていたら、もしかしたら4-4あるいは5-4になっていたかもしれない。
それくらい決定的なシーンが4回・5回ありました。

青木選手は3回くらいゴール前でフリーな状態でチャンスがありましたけども、それを決めていたらもしかしたらという展開まであったかもしれません。

結果に対して、たら・ればはありません


今日は4-1で鹿島が勝利した。その鹿島を称えたいですし、我々は負けたゲームです。
我々は次のゲームに向けて、しっかりと頭を切り替えて次の試合に向けて進むだけです。

 

--鹿島という強力な選手がいる相手に対してどのような準備をしてきたのでしょうか?

ミーティングの中で鹿島の2TOPは危険だという話はしていましたし、いかに相手の2TOPを抑えるかということがこの試合でも重要であることは話はしていました。

宮澤を入れた3バックと高嶺とこの4人の選手でしっかりと相手の2TOPを抑えることでした。

宮澤選手は予測が非常に良い選手、相手の攻撃を読み、流れを判断出来る選手、高嶺選手は対人の強さやスピードがありますので、これまでも強力な2TOPがいるチームでも抑えていました。

今日もそういった形で抑えていこうといましたが、ただ今日に関しては自分たちのボールの奪われ方、ボールに対するポジションが悪く、相手に自由を与えてしまい良いボールを出されてしまった。相手の2TOPが非常に良かったと思います。