2022 明治安田生命J1リーグ第3節 アビスパ福岡戦 監督コメント
ミハイロペトロヴィッチ監督
--試合を終えて
今日のゲームは予想していた通り表情に厳しいゲームとなった。相手は前に居るターゲットに向けてロングボールを蹴ってセカンドボールを拾って攻撃を仕掛けてくるという、そういった相手の狙いはわかっていたんですが相手の17番(ルキアン)そして11番(山岸)の選手との競り合いの中で、相手にセカンドボールを拾われる回数が多くなってしまった。
それに加えてビルドアップの部分では前と後ろの距離が遠く攻撃のところもうまくいかずカウンターを受けてしまった。前半は我々が1点、2点とられてもおかしくない展開だったと思います。その中で我々が失点しなかったのは非常にラッキーだったと思います。
後半に入って、少し選手の立ち位置を変えてビルドアップ部分は改善されたと思います。途中で選手たちを交代で入れた中で、そこから我々が主導権を握るような戦いが出来たと思います。その中でいくつかチャンスはありましたがゴールをするというところにはいたらなかった。今日のゲームは前半と後半、試合をトータルで見て引き分けで妥当だったと思います。
ただ、今日も選手たちは非常に気持ちを持って全力で戦ってくれたと思います。決してチームを批判することは出来ないでしょう。我々はまだ2ヶ月以上に及ぶキャンプもまだ真っ只中にあります。この間広島とのゲームがホームでありましたけども、我々の方が、相手の広島よりも移動距離が長いという状況で戦いました。
もう少しでキャンプが終わりますけども、長い期間、選手たちも家族と一緒に生活出来ない環境、日常と違う環境の中で戦うのは簡単ではないと思います。ただ、その中で今年に入ってから5試合の公式戦まだ負けてないというのは、私自身は選手たちがよく頑張ってくれている結果だと思いますし、もちろんその中で1試合、2試合でも勝利という結果が得られれば本当に素晴らしい結果だと思うのですが、
ただいま我々の状況の中で選手たちは強い思いを持って戦ってくれている。今日のゲームもそうでしたけどもこうした展開で負けているかもしれないゲームを引き分けに出来たというのは私はひとつ選手たちが成長した証だと思っています。