2019/4/6(土) 大分トリニータ戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第6節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

 

今日の敗戦も非常に痛い敗戦だった。負けてはいけない試合に負けたという意味では痛い敗戦だった。立ち上がり2分に失点したことがチームにとって重しになった。鹿島戦、名古屋戦と連敗している中で今日の試合のスタート2分で失点したことが選手達は非常にショックだったと思いますし、なかなか落ち着いてプレーすることが出来なかったと思います。その後、同じく前半26分に2失点目してしまった。「相手の背後に出てくるボールにたいして警戒しよう」という話をしていましたが、対応が悪く、中に折り返されて失点。2対0でリードしてからは相手も非常に落ち着いて自信をもってプレーをしていたと思います。リードされたことで我々はより難しい試合展開になってしまいました。2対0でリードされてからは冷静に意図とした戦いができなかったです。相手チームの方がベターに戦えていました。後半に入ってから選手達はなんとか試合をひっくり返そうと全力で戦ってくれたと思います。より走り、より戦い、気迫のあるプレーを見せてくれました。得点した以外にも得点になってもおかしくないぐらいのチャンスを作れていました。中々勝てない状況が続くと、チャンスが得点に結びつかない不運なこも起りがちなのがサッカーだと思っています。3連敗をしている中でこの試合をしっかり分析して次の試合に向けて準備をする必要があります。サッカーで一番悪いのはパニックになることです。我々がやらなければならないのは冷静に分析をすること、そして日々のトレーニングです。しっかり練習を重ねる事、良い練習を重ねる事が自分たちの状況、状態を良くすることに繋がると思います。非常に若いチームですので、安定感という部分に欠けるのは若さゆえだと思いますが、1つの勝利が選手達にもう一度自信を戻し、そしてチームを勢いづけるとおもうので、1つの勝利を掴む為に次節のセレッソ戦に向けて良い準備をしていきます。