2019/7/7(日) 松本山雅戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第18節)
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
なにがなんでも3ポイントを取りたい、自分たちの目標を達成する事が出来ませんでした。ただ前半試合の入りは非常に良かったです。非常にアグレッシブに相手に対してプレッシャーをかける中で主導権を握り1対0でリードする展開は非常に良かったです。1対0でリードした中で2点目を取れる決定機を決めきれない中で、相手のコーナーキックから失点し1対1に追いつか、前半の終わりには相手に危険なシーンを作られてしまいました。特にディフェンス、中盤の選手にスペースを与えすぎていて、そのスペースを相手に使われ、自分たちが思い描くような試合運びが出来ませんでした。
後半はハーフタイムに修正を加えた中で非常に選手達はアグレッシブに相手のボールの出どころにプレッシャーをかけて主導権を握ることが出来ました。後半は我々が相手を押し込み、運動量、球際、チャンスの作り方など後半に関しては明らかに上回りました。ただ、今日のゲームに関してはチャンスを得点にする割合が悪く、チャンスを物にできない中で引き分けという結果に終わってしまった。
前半の残り20分以外は選手達は非常に良く戦ってくれたと思います。気持ちのこもったプレーをしてくれましたし、何が何でも勝つという姿勢を見せてくれました。サッカーなのでチャンスが多く作れる中でゴールに嫌われ入らない試合もあります。そういう意味では運もなかったと思います。選手達が見せてくれたパフォーマンスはこれからの試合でも続けてほしいと思います。その姿勢が今後の戦いの中で得点を重ねて勝利することに繋がると思います。残念な結果でしたが本日の試合は悲観するような内容ではありません。我々はこれを継続して次の試合に向けて準備をしていくのが重要です。
そして連戦が続いていた中でチームとしてなかなか練習が出来ない期間が続きました。ようやく隔週の試合日程となり、怪我人もようやく戻ってきた中でチームとしての練習ができる事は非常にポジティブなことです。与えられた時間の中でしっかりとチームとして練習を積み次の試合に向かって頑張っていこうと思います。