2019/7/13(土) 大分トリニータ戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第19節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

 

--試合を振り返って
両チームとも非常に高いテンポで良いゲームをしたと思います。今日のゲームは何が何でも勝つんだ、という強い気持ちを持って臨みました。その中でアグレッシブに前からプレッシャーをかけて、そして相手のボールを奪って相手のゴールに迫るという狙いをもって戦ったわけですが、そういう中でその狙いが良い形として表れて1-0でリードするところまでは良かったと思います。やはりその後すぐに1-1に追い付かれてしまう訳ですけれども、阿道選手の素晴らしいヘディングシュートを決めましたけれども、ただうちの選手たちもペナルティエリアの中に5人くらいいたと思います。相手に対してしっかり競るということをしなければいけなかったであろうと思います。1-1で試合が経過する中で、相手がボールを、主導権を握った試合展開が比較的長かったと思いますが、そこまで相手ボールのときに効果的な攻撃をされていたかと思うと、そこまでではなかったと私は見ています。

より後半は、相手に圧力をかけて得点を狙いに行き、そして絶対に勝負をもぎ取るんだ、という姿勢を見せて戦ったのですが、相手は9人、ほぼ全員が自陣にかえるという状況の中、我々は圧力をかけて相手をはがしにいく、という展開が続いたと思うのですが、そういう中でチャンスも作れていたのではないかと思います。ただ、相手に対してプレゼントゴールをしてしまう、非常に難しい展開になってしまったのは確かです。

仙台戦も前節松本戦も、そして今日のゲームも含めて、チャンスは十分に作れています。そういう中で自分たちのミス、あるいはセットプレー、あるいはミスからやられて失点をしている。逆に、自分たちはチャンスは十分に作れている中でそれを決め切れない、チャンスに対するゴールの割合が良くない試合の中で、自分たちは結果として2ポイントが取れていない試合がここ3試合続いています。もちろん、こういう結果になるのもサッカーだと思いますが、試合全体を通してみれば、引き分けで1ポイントを取って帰ってもおかしくない試合だったと思います。もちろん勝利した大分は素晴らしいプレーをしましたし、勝利したことに対しおめでとうと言いたいです。