2019/7/20(土) 湘南ベルマーレ戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第20節)
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
ようやく久しぶりに勝利することが出来ました。直近の3試合は勝利できていない中で迎えた今日の湘南戦。直近の3試合を振り返るとアウェイ仙台戦で負け、ホーム松本戦は引き分け、前節アウェイ大対戦は敗戦。チャンスを多く作る中で決めきれない、自分たちのミスで得点を与えてしまう。色々なことが噛み合わなかった3試合でした。
非常にプレッシャーがある中で迎えた今日の試合でしたが、試合の入りから我々がゲームをコントロールできたと思います。そして非常に良い展開で1点2点を重ねることが出来ました。ここ3試合でもあったようにもったいない形から失点をし、2対1という我々が相手を上回っている展開の中で際どいスコアで前半を折り返した展開でした。
後半に入るにあたってこの2対1のリードを守るのではなく、3点目を取るべく前半と同じように戦っていこうと話しました。その通り後半もしっかりボールを奪い相手のゴールに迫る戦いが出来ました。
昨日の練習では珍しいことがおこりました。サポーターの方が練習場にメッセージがかかれた横断幕が張られました。そうした横断幕に選手達はモチベーションがあがったと思います。3試合勝っていない中で応援してくれるサポーターも不満があると感じられましたし、自分たちがここ1年半の間で良い成績を残すことで周りの期待値、見る目が高くなっていると感じます。以前であればこの状況で見ている側の不満が溜まると思いません。自分たちが強いチームになっていく中で見ている人の期待が高まっていると感じました。我々のスタイルは泥臭くてもいいから勝利を求めるのではなく、しっかりスタイルを持ったチーム。自分たちが自分たちのスタイルをもって相手を上回り勝利する。そういう話を選手達にしました。
今日は5得点取り素晴らしい試合が出来たのが良かったですが、忘れてはならないのがまだまだ得点を取れるシーンがありました。少なくても10回は決定機がありました。そういう部分は大勝しましたが忘れてはいけません。しかし、私のミスでこうなったと思います。今週のミーティングで1試合でも良いから4、5点を取り自分たちが落ち着いてゲームを終れる展開をしてくれと話しました。恐らく私が4、5点といったので選手達は5点取って満足してしまったのかもしれません。次のミーティングの時には8,9,10点とって大勝してほしいと話せばその通りになるかもしれません。冗談ですが。
3試合勝利できていなかったことでチームは悔しい時間を過ごしてきました。今日の勝利でまた自分たちが良い雰囲気の中で次の試合の準備を出来ることを幸せに思っています。
我々は予定していたポイントよりー3です。今節終了時点で私の頭の中では34ポイント取っておきたいと思っていました。どこかでこのー3ポイントを取り返さなければなりません。これからも頑張ります。