2019/9/4(水) サンフレッチェ広島戦 監督コメント YBCルヴァンカップ準々決勝第1戦

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

 

--試合の総評を
試合前から思っていたとおり非常に難しい試合でした。その上立ち上がりに失点してしまうという我々にとって非常に嫌な展開となってしまいました。ただリードされる展開の中で、選手たちは落ち着いてゲームを進めてくれました。その中でチャンスも作れていたと思いますし、同点に追いつけたところまでは良かったと思いますが、その後1点目と同じような形で失点をしてしまいました。リードされて追いついて、さらにリードされるという非常に難しい展開でした。そのような展開の中でも、選手たちは狙いをもってゲームをコントロールしながら試合を進めてくれたと思います。今日は神戸戦から6人のスタメンが変わっているのですが、今日の選手たちは良いポジションをとったところから連動した動き、ボールの動かし方、しっかり狙いをもって戦ってくれたと思います。後半始まってすぐに相手選手がイエローカードで、我々が数的優位となりましたけれども、そのハンドで獲得したフリーキックで同点に追いつくことができました。後半立ち上がりで同点に追いつくことができたのは良かったと思います。そして数的優位というアドバンテージをうけることができたのも、非常に良かったと思います。そのアドバンテージを生かしながら圧力をかけて逆転するべく、選手たちはチャンスをクリエイトしてくれた中で3点目をとることができ、3-2という展開にもっていくことができました。4点目をとるチャンスがありながらも、残念ながら決めきれませんでした。ただ、非常に難しいゲームの入りでしたけれども、3-2という形で逆転して勝利できたことは良かったと思います。試合の内容としては、非常に満足のいくものであったと思います。ただ、2失点については非常に安易な失点だったと思います。きれいに背後に通されて失点をしてしまいました。しっかり相手の動きを予測して、対応しなければなりません。我々が今後勝ち上がっていくためには、そういった点をしっかりと修正しなければいけないと思います。中3日でアウェイでの広島戦というのは非常に厳しいゲームになるだろうと思います。ただ、私自身次のゲームというものをポジティブに、必ずうまくいくという強い気持ちをもって臨みたいと思います。今日は、神戸戦から連戦を考慮して、ジェイ、宮澤をベンチスタートにしました。そして代表で鈴木、菅、チャナティップ、ソンユンとレギュラーの選手が6人欠ける形で厳しいゲームでしたけれども、普段スタメンで出ていない選手たちが非常に良いプレーを見せてくれたとおもいます。