2019/8/31(土) ヴィッセル神戸戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第25節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

--今日の試合を振り返って
今日は我々にとって非常に難しい試合だと予想していました。神戸は新しいフィンク監督になってから、非常に良いサッカーをしていると思います。前々節の浦和戦で3ゴール、そして前節の鳥栖戦では6ゴールと、チームとしてやることがはっきりとしていると思います。そういったチームとの対戦ということで、やはり非常に難しいゲームでした。今日、神戸はボールを支配して、我々のチームより、技術面、ボールの動かし方など上手な部分があったと思います。ただ我々札幌は我慢をしながら規律を守り、ハードワークをする、そうしたことで相手が上回っていた部分をなんとか耐えていました。前半は特にそういった展開であったと思います。後半に入って少し前のほうの守備の形を変えて、2トップ、そしてアンカーにチャナティップを入れるという形にして、非常に後半への入りが良かったと思います。特にチャナティップは相手の6番の選手に対して、非常に良い形で仕事をしていたと思います。今日の気候というのは、我々札幌にとっては非常に湿度も気温も高く、北海道とは全く違った気候の中だったという意味で、非常に辛い試合であったと思います。そういう中で選手達はよく走り、戦ってくれたと思います。試合に関してはどちらが勝利してもおかしくない内容だったと思いますし、引き分けが妥当な試合だったかもしれませんが、少し運が見方したのが今日は札幌で、そういった部分もあるかもしれませんが、今日の3ポイントは選手が頑張ってつかみ取ったものだと思います。今日の勝利は我々にとって非常にうれしい勝利でした。サッカーというのは、我々もそうですけれども、内容で上回りながら、それが結果に反映されないこともあります。サッカーというのは時としてそういったものであると思いますけれども、神戸は非常に素晴らしいサッカーをしていると思います。今日は我々に敗戦しましたけれども新しい監督のもとで、今後素晴らしいサッカーを見せてくれるのではないかと思っています。