2019/9/14(土) ベガルタ仙台戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第26節)
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
--本日の総評を
非常に残念な敗戦でした。ただ、試合の内容を見れば、やはり仙台は今日我々を上回って勝利したと思います。仙台が勝利に値するプレーをしたと思います。運動量、球際、そういった部分で相手が我々を上回っていました。仙台のほうが非常に出足が早くフレッシュで、逆に我々のほうは重く、なかなか走り勝つことができませんでした。また相手の2トップへの長いボールに対して、なかなか競り勝てない、あるいは、はじいたセカンドボールを拾えないというような展開になってしまいました。自分たちでボールを動かすことができず、パスを受けては止めて、探して出すという場面が多くなってしまいました。我々の強さであるボールを奪ってからの速い攻撃の形も、奪ってからどこかで詰まってしまうようなことが多かったと思います。ただ、そういった展開の中で、1-1に追いついたところまでは良かったと思いますが、すぐにコーナーキックで失点をして、3点目も同じように失点してしまい、我々にとってなかなか思い通りに行かない展開となりました。もちろん、日程を言い訳にするつもりはないですけれども、ただリーグ戦が休みの間我々は広島と2試合戦っています。非常に気温が暑い中での戦いで選手たちは消耗しましたが、逆に仙台は2週間の準備期間をもって、非常に良い状態でこの試合に臨んだと思います。代表選手もチームに合流したのは木曜日ということで、なかなかチームとして準備をできないまま今日の試合に臨みました。チームの核となる選手達が本来の力を発揮できなかったというのも理由としてあげられるかもしれません。ここからまた2週間のブレイクに入りますけれども、その間でしっかりとリカバーをし、トレーニングをし、残りの8試合に向けてしっかりとした準備をしなければならないと思います。チームは長い期間良いゲームを続け、そして良い結果を残してきました。長いシーズンを戦っていく上で、こうしたゲームがあるのもサッカーだと思いますので、必要以上に下を向く必要はないと思っています。しっかりと自分たちのやるべきことに目を向けて、残り8試合にむけて準備をしていく。それだけだと思います。