2021/11/6(土) 清水エスパルス戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第35節)
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
--本日の試合総評
今日のゲームというのは我々にとって非常に難しいゲームでした。清水は監督を交代という非常に厳しい決断をした中で残留に向けて非常に重要なゲームだった。彼らは強い気持ちと高いモチベーションで我々札幌に何が何でも勝利をするために戦ってくるというゲームでした。
清水はシーズン前に大型補強を行い選手の質・層という面で非常に手強い相手である。全ての状況が我々にとって難しいゲームであったが、試合に関しては我々が立ち上がりから支配しながら試合を進めることができたと思います。
セットプレーのワンチャンスで先に失点をしてしまいましたが、そのあとも選手たちは試合をコントロールして同点・逆転というところまで持って行けた。我々はもちろん勝利を目指して戦いましたが非常に難しい状況下の中で引き分けることができたというのは前向きに捉えて良いと思っています。
残りの6試合に入る段階で選手には勝利を目指す中でまずは負けない戦いをしていこうという話をしました。なぜなら我々は今シーズン14敗していますが、そのうちの13試合は少なくても引き分けて良いゲームができていた。もしそのゲームを少なくても1ポイント取ることができていれば今の順位ももう少し上にいただろう。残留が決まった中でもっと成長をして更に上で戦っていくというのを目指していくのであれば負けない戦いをしていかなければならない。福岡・湘南・清水と3分していますがまずはその目標を達成しながら戦うことができている。
残留が決まると中々目的意識を持つことが難しい状況が生まれますが残りの3試合も勝利を目指しながら負けない戦いというのを続けていこうと思っています。それができれば我々は若い選手が多いチームではありますが、来年さらに成長することができると思っています。
--逆転後、清水に押し込まれる時間が続いたが
スタートから出ている選手が動けている・走れている間は問題無く試合を支配することができるが少しずつ運動量が落ちていく中で交代をしていくとスタートの状況を維持できないというのが今の状態である。怪我人が多い中で選手が揃わないというのは後半に影響があるところです。
今節もレギュラーに怪我人がいる中で交代といった部分で後半の半ばを過ぎたあたりから盛り返していくというのが難しいというのが現状である。これは今シーズンずっと続いている部分ではありますが…