2021/9/5(日) FC東京戦 監督コメント(2021JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦)

ミハイロ ペトロヴィッチ 監督

--本日の試合総評

敗れはしたが最後まで全力でいい戦いをしてくれた選手達を誇りに思います。今日の試合、得点を取れそうな機会が十分にあった中で、それを決めきることが出来なかった事が敗因だと思います。選手達は2週間で5試合目という連戦の中でよく走り、戦ってくれたと思います。

怪我人が多い中でなかなか選手を入れ替える事ができなかったり、効果的な交代で流れを自分達に持って行く事が出来ない状況があるが、チーム一丸となって最後まで戦ってくれた姿勢と今日の試合内容も含めて選手たちを良くやったとほめてあげたいと思います。


レフリーに関してはあまりコメントはしたくはありませんが、今日は非常に不安定なジャッジだったと思いますし、札幌に不利になる部分もあったと思います。失点したFKも、壁が9メートルの位置なのか12メートルの位置なのかで大きく違ってくるのは明らかで、私が見た限り壁の位置が遠かったと思いますし、それに抗議した選手に対しても全く聞き耳を持たず警告を出す事も理解が出来ません。FC東京の選手が接触場面で大げさに倒れ、時間を稼いでいた状況もあったと思うが、そのままにしながら時間だけが過ぎていきましたし、アディショナルタイムについてもそれが反映したものではなかったと思います。


こういった事はあまり言いたくはありませんが、ミスジャッジが試合の展開に影響を与える事はサッカーではありえることだが、私の長いキャリアの中で今日のレフリーの判定は決していいものではなかったと思います。

札幌は若い選手が多いですし、出来上がった選手を移籍させてこれるわけでもないですが、そういった若い選手が成長を続けながらすべてを出し尽くして戦った試合で報われないことは監督として残念に思うし、勝たせてあげられなかった事に関して自分自身に悔しい思いがあります。