2021/08/25(水) 名古屋グランパス戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第26節)
ミハイロ ペトロヴィッチ 監督
--本日の試合総評
敗れた試合ということで、結果に関しては残念です。ただ試合の内容に対しては決して下を向くような内容ではなかった。前半の立ち上がりから選手たちはアグレッシブな姿勢を見せてくれたと思いますし、そう言う中で選手たちは狙いとするような攻撃の意図は出してくれていたがラストパスの精度やアイディアが若干欠けていた。その中で自分たちが先に失点を喫したのが痛かったです。
試合を難しい展開にしてしまいました。1点目はマテウスの個の力で打開されるシュートをブロックして弾いたところを相手選手に詰められる。前半の終わりの方にカウンターからクロスを上げられて、決められたシュート。それ以外の場面では相手にチャンスを与えずに、十分に相手の狙いというのをケアできていました。後半に入ってもギアを上げて相手を押し込む形で得点を狙う姿勢というのは見せてくれたと思います。得点機会も何度かあったと思いますが、今日はラストパスの精度や決定力が欠けており、名古屋のゴールをこじ開けることができなかった。相手は8人、9人と人数をかけて守りを固めるという中でゴールをすることができなかったですが選手は自分たちの狙いとする戦いをしてくれたと思います。その結果が敗戦ということになりましたが、決して下を向かないでほしいです。
今日のゲームでチャナティップ選手がいたり、宮澤選手、深井選手がいたら人数をかけてくる相手に対してもより自分たちが狙いとしてたゴール機会を作れていたと思いますが、いない選手の事を言っても仕方がないのでいる選手の中で戦っていかなければいけないです。足りなかったところを学んでしっかりと学びながらチームとして成長していきたい。
--宮澤選手の状態について
練習中にシュートが顎付近に当たった中で一瞬意識を失う場面があった。そのあとは自分で歩いて戻って病院に行って検査を受けたんですが、医師の診断は脳震盪ということでした。サッカーの中では脳震盪と診断をされたら、ルールに従ってそのあとの復帰までの段階を踏んでいくということになります。