2020/08/15(土) 川崎フロンターレ戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第10節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

 

--本日の試合総評
前半はチャナティップ選手のシュートがバーに当たるというチャンスもありましたし、ゴールはなくリードされていた展開でしたが、五分に渡り合う非常に良いゲームが出来ていたと思います。
後半は短い時間にすぐに3失点して0-4となってしまい、選手たちは時間の経過とともに連戦の疲れがでてきて運動量が落ち、球際で負けてボールを奪われ、1対1でも相手に負ける場面が多くなってしまった。
連戦の中で相手の方が連戦を戦うという意味では経験がありフィジカルなどの強さもでていましたし、我々は連戦を戦うコンディションというのがまだまだ足りないのかもしれない。
1-6という敗戦というのは非常に残念な敗戦ですけれども、そういった中でも選手たちは最後まで勝利をするために戦っていました。
こうした経験が積み重なってさらに強くなれると思います。

--後半を振り返って
前半の終わりの方を見た限り、前線の運動量が落ちてきたという中でボールを奪ってもすぐに相手に奪われるという展開になっていた。
リードされていたこともあり、前に起点、タメを作りたいということからジェイ選手を入れました。
相手が圧力を強める中でも選手たちはしっかり守備の意識を持って戦ってくれたんですが、スピードや球際の強さのところで少しずつ遅れをとってしまい対応できなかったのが失点の理由だと思います。

--次節に向けて
3連敗しているということでチームの状況も決して良いとは言えないですが、次の大分戦に向けて連戦の中でそれほどトレーニングに割く時間がないのでミーティングを重ねながら研究していきたいと思います。
チームの状況も分析したうえで大分も分析し次の試合に勝利するためにどのような動きをしなければいけないのかを考えます。