2020/10/03(土) ベガルタ仙台戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第20節)
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
--本日の試合総評
まずは3-3という引き分けの結果には満足していません。
ただ選手たちが今日見せてくれたパフォーマンスというのは非常に素晴らしいものでした。
前半は相手を押し込む展開で前からプレッシャーをかけ、ボールを奪い、良いコンビネーションの崩し、サイドチェンジからのクロスなど良い形ができていた。
1点リードはしていましたが、2点目を取らないといけない展開だったと思います。
後半に入って立て続けに3失点してをしましたが、あの時間帯だけが自分たちの出来の悪い時間でした。
そこから選手たちは気持ちと集中力が切れることなく、相手に対してアグレッシブにボールを奪いにいき、
良い形での得点のチャンスを作り3-3の同点に持ち込むことができた。
そのあとも4点目を取れるチャンスは十分に作れていたが中々決めきれずに同点に終わってしまった。
今日も若いチームが気持ちをプレーに表して、前からプレッシャーをかけ、ボールを奪い、規律を持って自分たちの攻撃というものをしてくれました。
ここ最近こうした戦いをしながらも中々結果が出ない状況が続いていますが、今日の戦いで我々が目指すべき方向性が間違ってはいないということが確認できた。今日勝利ができなかったことは非常に残念です。
後半の立ち上がり10分、それが今日の勝利というのを我々から遠ざけてしまった。
それ以外の部分は選手たちの攻撃・守備、両方において誰も彼らを非難することはできないだろう。非常に選手たちは頑張ってくれたと思います。
--後半立ち上がりの3失点について
ハーフタイムに後半の15分は失点に気をつけようという話をしましたが、失点をしてしまった。
1失点目は右サイドを抜かれてクロスを上げられての失点。2失点目はこちらもクロスから中のマークが甘いところを突かれての失点。3点目はコーナーキックからの失点。
こういった部分は集中力の問題もあると思いますし、やはり前半の立ち上がり、後半の立ち上がり、試合終了の間際などの時間はサッカーにおいて失点が多い時間帯でもある。そういった意味では、集中力を上げていかなければならないですしこれからも気をつけていきたい。