2020/11/14(土) サガン鳥栖戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第27節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

--本日の試合総評
今日のゲームは我々にとっては厳しいゲームでした。
相手は一週間空いている分、休養とこの試合に対する準備ができていたと思います。
簡単なゲームではないと予想していましたが、とても厳しいゲームになりました。

前半立ち上がりから選手は前からアグレッシブにボールを取りに行く姿勢を見せてくれましたし
その中で攻撃的な姿勢も見せてくれていました。
ただ前半はボールを奪ってから効果的な攻撃ができない中で、時間が進んでいってしまった。

後半に入ってから選手達にもギアを上げてよりアグレッシブにより攻撃的な姿勢を見せてくれました。
同点、そして逆転できる場面というのは十分に作れていたと思いますが今シーズン多い、チャンスの数に対するゴールの割合が上がらない中で最終的には引き分けという結果に終わりました。
ただこのような状況の中で最後まで集中力と勝つんだという気持ちを切らさずに全力で戦ってくれたことというのは監督して選手を褒めたいと思う。

残念ながらホームで勝てなかったことに対しては非常に悔しい気持ちでいっぱいですが、我々は今持てる力のすべてをこの試合にぶつけましたし、選手達が戦った内容に関しては非常に素晴らしいものだったのではないかと思います。

--前半、効果的な攻撃ができなかった要因は
前半も良いシーンというのは何度かあったかと思いますが、相手のゴール前までボールを運んで、仕掛ける、コンビネーションで崩すという場面が少なくラストパスの精度やシュートの精度というのは欠けていた部分と
少し慌ててプレーをしていたり、バタバタしている場面が多かったのが要因だと思います。

ハーフタイムには選手に、相手のバイタルエリアに入ってからの精度を上げること、より相手のゴールに向かって具体的に攻めていくということを伝えました。

早坂選手のポストに当たったプレーというのは良いシーンだったと思いますし、得点が生まれてもおかしくないシーンでした。
白井選手のシュートもそうですし、より相手のペナルティエリア、バイタルエリアに入っていくなど具体的に
コンビネーションで崩して相手の脅威になるシーンを作っていくというような攻めをすることが後半は大事と伝えたので後半はそこを意識してやってくれ、相手のゴールに迫るボールの動かし方というのを選手は実行してくれた。