2020/12/12(土) 大分トリニータ戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第32節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 

 

--本日の試合の総評

大分とのゲームはこれまでも非常に難しいゲームが多かったですけど、今日もやはり難しい試合でした。前半に関しては良い入りができない中で、前節と同じようにマイボールのところから相手にボールを奪われて、クリアしきれないボールを、こぼれ球を相手にシュートを打たれて、最初の得点を渡してしまうという、我々にとっては難しい状況になってしまった前半だったと思います。前半もその後は注意しながら得点すべく戦ったわけですが、チャンスもあったと思うのですが、それも決め切れない中で前半が終わったと。前半はあまりいい出来ではなかったと思います。
後半に入って選手も入れ替えた中で、より圧力をかけて攻撃を仕掛けた中で、相手のハーフコートで試合を進めることができたと思います、得点すべく圧をかけ続けることができたと思います。そういう中で、同点、逆転できるチャンスが十分あったと思います。今シーズンを象徴するように、チャンスは多いけれどなかなか決め切れない試合だったと思います。そういう中で最後は引き分けという結果ですけれども、後半に関しては我々の戦い方を出せた中で、勝利に近づくことはできた試合だったと思います。

--久々の先発出場となった深井選手について

(深井)一希に関しては、今年は膝の状態があまり良い状態ではない中で、ここまであまり先発で起用することができない状態でした。大きなケガをした影響がいまだにある中で、ようやくここ数週間の中で良いコンディションを見せてくれたので先発できました。我々チームにとって非常に重要な選手であると評価している一希ですけれど、久しぶりの試合でしたけど、私の期待以上に素晴らしい試合をしてくれたと思いますし、一希が本来の調子を取り戻してプレーするということは、我々のチームの中盤のポジションにおいて重要であると思っています。