2021/07/04(日) 徳島ヴォルティス戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第21節)

ミハイロペトロヴィッチ 監督

--今日の試合の総評
試合の前から厳しいゲームになると思っていましたが、やはり難しいゲームになりました。前半は自分たちの攻撃の形が何度か作れていたと思いますが、最後のところで得点できなずに折り返しました。向かい風の中で戦った前半は、我々に対して多少影響があったと思います。後半は逆に自分たちが追い風になって前からプレッシャーをかけやすい状況が生まれましたし、前半よりは落ち着いてビルドアップ、攻撃は組み立てられたと思います。ホームで戦う我々が何が何でも勝利したいというゲームでしたが、0-0で試合が進んでいくなかで最後まであきらめずに勝利をめざして戦ってくれた選手たちの気持ちが最後の得点につながったのではないかと思います。非常に難しいゲームでしたが、最後まであきらめずに戦う姿勢、そして自分たちのホームで勝つという選手たちの想いが最後の得点、勝利につながったと思います。

 

--今日で折り返しでしたが
今日のゲームというのは我々が今後どちらの方向性を目指していくのかを示す試合だったと思います。勝利したことによって、我々がさらに上を目指していけるという状況を示せたのではないかと思います。今日で折り返しのゲームとなりましたが、他のチームよりも1試合、2試合消化数が少ないという状況の中で、我々が下の戦いに巻き込まれていけば、若い選手が多い札幌としてはより難しい戦いを後半戦で強いられることになったと思います。今日勝利したことにより、ここから上に向かっていけるんだという方向性を示せたと思います。札幌らしく、自分たちが上を目指していきたいと思います。相手の徳島についていえば、勝てていない状況の中で、彼らも何が何でも勝ちたいという気持ちで臨んできていたと思います。そういった相手もあるなかで、自分たちの思うようにならない時間帯もあったと思いますが、勝利を勝ち取るんだという強い意志を示してくれました。そのことが得点につながり、勝利をおさめることができたと思います。