2021/06/27(日) 鹿島アントラーズ戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第20節)

ミハイロペトロヴィッチ 監督

--本日の試合総評

今日のゲームは入りも悪くなかったと思いますし、自分たちの狙いとする形からチャンスを作れていたと思いますが
コーナーキックから先に失点をして、そのあとも相手が守備を固める中で自分たちはボールを動かしながら相手のゴールに迫っていくという形は作れていた。

前半はリードされる展開でしたが、決して悪くない前半でした。後半に入って我々が早い時間に失点して2点目を取られたのが難しい展開になってしまった要因だと思います。0-2になってからも攻撃的な自分たちのサッカーを見せてはいましたが中々今日は攻撃の形を作る中でチャンスを作るところまでは行くが、決定機をものするというところまでは持っていけなかった。

逆に鹿島は効率的な戦いをする中で得点を重ねる中で0-4と敗れはしましたが、もちろん戦っていく中でこういうゲームはあると思います。ただ自分たちがやろうとしていた戦いというのはできていたと思います。その中で敗れはしましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦う姿勢というのは決して悪いものではなかった。

0-4で負けたゲームの中で前向きなところを見ていくのは難しいですが、私自身は今日の試合悪い戦いではなかったと
思ってはいませんし、効率よく得点を重ねた鹿島が良かったゲームだったと思います。

 

 

--決定機をものにできなかった要因は

最後のところの精度が上がらなかった今日のゲームですが、室温がとても高い中での戦いは選手たちが慣れていなかったのかもしれませんし、もしかしたらボールがスリッピーに滑るピッチコンディションに慣れなかったということもあると思いますし、こうしたゲームの中ではっきりとした理由を見つけるのは簡単なことではないです。我々が戦う中でこのようなゲームはあると思いますし、シュートを落ち着いて打っていればもしかしたら得点になっていたかもしれないというシーンはありますが、そういうところを決めれる試合は我々が勝っていますし、そこの精度が上がらない試合というのは結果に反映しない。今日に関してはそこの部分に関しては質が上がらないゲームだったと思います。