2021/6/6(日) 横浜F・マリノス戦 監督コメント(JリーグYBCルヴァンカッププレーオフ第1戦)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

--今日の総評

今日のゲームは、洗練された攻撃的なパスサッカーをする強い横浜F・マリノスに対して、いいゲームができたと思っています。チームの中では、攻撃的な選手をケガで欠くなかで、前線の3人の選手は非常に良い守備と攻撃、コンビネーションを見せてくれたと思っています。特に前半は前からプレッシャーをかけて、ボールを奪ってチャンスをクリエイトできていました。そういった中で1-0でリードができたと思います。それ以外にも得点になっていてもおかしくないようなチャンスが作れていたと思いますし、特ににPKのシーンでは、決めていれば2-0という状況が作れていたと思えば、あれが入っていれば試合の展開は大きく我々に傾いた試合だったと思います。

そういった流れの中でなかなか2点目が決められないと失点をしてしまうというのが、やはりサッカーであると思います。前半アディショナルタイムで1-1に追いつかれてしまいました。前半の展開の中で1-1というのは我々にとって望んでいる結果ではありませんでした。後半に入っても選手たちは非常に良い戦いを見せてくれたと思いますが、今日は3回もアクシデントによるケガによる交代で使わなければならない状態の中で、残りの15分は駒井、青木、荒野という3人の選手が足を釣りながらプレーをしなければいけないという状況で、苦しい展開になりましたが、選手たちは最後までよく走り、戦うなかで1-1というスコアで試合を終えることができたと思います。非常によいゲームができたと思いますが、アクシデントがあったなかで、勝ち越すというところまでもっていけなかったのが今日のゲームだったと思います。引き分けという結果に終わりましたけれども、ファーストレビューは我々としては良い方向性を示すことができたと思いますし、後半にあたるセカンドレビューとしては、我々が勝ち上がるべくものを出せた、そういった手ごたえがあった試合だったと思います。

 

 
--途中交代した深井、小柏、福森の状態について

小柏選手と深井選手については、チェックしてみないとわからないということでしたけれども、次の試合は少し難しいかなというのがドクターの見解でした。しっかりと検査してみなければわからないので、どういった診断が下るのかを見て判断しようと思っています。福森は前歯が2本折れたということなので、おそらく次の試合にむけては大丈夫なのではないかと思っています。