2021/05/29(土) 柏レイソル戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第17節)

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督

--本日の試合総評

今日は難しいゲームになると思っていました。柏は今シーズン、非常に良い戦いをしながらも中々結果が伴わない試合が続いている中で、今日のゲームは何が何でも勝ちにくると思っていました。やはり、その通り柏は気持ちが入った試合をしていました。

 

その中で選手たちは押されることなく、しっかりとハードワークをしながら冷静にボールを動かしてチャンスをクリエイトしていました。前半はいくつか我々が複数得点をしてもおかしくないシーンを作れていた。後半に入っても選手は落ち着いてゲームを進める中で、最後は相手のパワープレーに少し押し込まれる感はありましたが、連戦の中での疲労もあったと思います。


その中でしっかりと自陣でブロックを固めながら、しっかりとプレッシングにいく、ボールを奪いに行くという姿勢を見せて、ボールを奪ったらゴールを狙いにいくということができていた。そういった形であと2点くらい取れと思いますが、最終的には2-1で勝利でき、選手たちは非常に頑張ってくれたと思います。

 

今日のゲームに関しては、選手たちは連戦で厳しい中、しっかりと走る・戦う・規律を守るというところを自分たちのサッカーを表現してくれました。勝利に値するプレーを選手たちは見せてくれました。

 

 

--後半からボランチの組み合わせを変更しましたがその意図は

あの交代ですが福森選手は連戦で疲れが見えてきたというのと、警告をもらっていたというところで交代を決断いたしました。高嶺は左のストッパーとしても十分に仕事をしてくれる選手で、荒野選手に関してはかなり長期的な離脱をしており、やっと試合で本来のプレーを見せることができる状態になってきましたが、1試合通してハードワークをするという意味では少し疲れが見えてきていたので、中盤に深井選手と宮澤選手のフレッシュな選手を入れて中盤の圧を上げたいという意図を持ってこの2人の選手を入れました。

 

 

--新戦力の活躍について

今シーズン加入した選手に関しては、練習とこれまでの試合を通して非常にチームに貢献できるように成長してきたなと評価している。連戦ということで起用を決断しました。深井選手に関しては、これまで多くの膝の怪我をしてきた中で、彼は中2日の連戦でプレーをさせるのは危険ということもあったので今節に関してはベンチからのスタートということにしました。

 

宮澤選手にしても連戦を戦ってきている中で疲れが見えていたのでベンチスタートにしました。それ以外の選手に関しても、金子選手もこれまでの試合にずっと出場し続けてきて疲労の色が見えたので今日はベンチスタートとして、ジェイ選手に関しては今日はFWと呼べるタイプの選手がジェイ選手しかいなくFWと呼べるロペス選手が怪我で離脱しており、チャナティップ選手も怪我離脱しているのでジェイ選手が疲れてきたら金子選手を入れて小柏選手をトップに入れるという交代を計算していました。フレッシュな選手が多い中で交代を含めてチーム全体で戦えました。
まだまだ怪我で離脱している選手が多いですが、新加入した選手が我々に良いものをもたらしてくれると思います。