2021/5/2(日) 湘南ベルマーレ戦 監督コメント(明治安田生命J1リーグ第12節)

ミハイロペトロヴィッチ監督

--本日の試合総評
今日は両チームともに順位が近いということで、勝ち点が欲しいというゲームでした。
両チームとも高いモチベーションで試合に臨んでいたと思います。今日の試合に関してはとても風の影響を受けたゲームでした。

風の影響もあって中々ボールが繋がらない、コンビネーションができないという状況の中、
相手のDFラインには高さが無い選手もいたので、我々は高さのあるジェイとロペスを入れミスマッチを
上手く利用することでロングボールを入れてそこを起点に攻撃を仕掛けるということをトライした。

ただ長いボールも風の影響を大きく受けてしまい、前半は追い風だったのでボールが長くなってしまったり、
逆に後半は向かい風が吹きボールが狙ったところに届かないという狙い通りのプレーが中々できない試合でした。
試合の中で2回ほど福森選手がゴール前で強いシュートを打つシーンがありましたが、そうしたプレーも得点に繋がりませんでした。

両チームともお互いの特徴を出せない中でも最後の最後まで戦い、何が何でも勝利をもぎ取るという気持ちが
ぶつかり合った、ゲームだったと思います。
最終的に引き分けという結果に終わりましたが、妥当な結果という風に捉えております。

--今日のゲームのプランは
前半は相手に圧力をかけて、得点をするというのをプランにしていた。
良い形、チャンスになりかけた場面もあったと思いますが、やはりラストパスの精度だったりが風の影響を受けて精度が上がらないという試合だった。

もちろん後半途中からウエリントン選手が入ってきて相手も長いボールを入れてくる、高さを生かした
放りこみ、セットプレーを狙ってくるとは思っていたので計算の範囲内ではありましたが選手たちは最後まで集中力を切らさずに耐えてくれたと思いますし、相手が追い風の中、後半は我々がペナルティエリアの中で危険な場面を何度か作られましたがどれもある程度予想はしていた展開だった。