2021/4/7(水) FC東京戦 監督コメント (明治安田生命J1リーグ第8節)

ミハイロ ペトロヴィッチ監督

 

--本日の試合総評

試合は良い入り方ができており、相手がレッドカードで退場するまでは我々が試合を支配してコントロールできていた。
相手に退場者が出てからは逆にやりにくさが出てしまったのか、あるいは慎重になりすぎたのか、横パスが多くなり相手のゴールに向かっていく圧力がかけれない場面が多いまま時間が過ぎてしまった。
後半に入ってキムミンテ選手が退場してからのすぐのセットプレーで失点し、そのあとに追いつくべく攻めていた中で一本のパスで2点目を取られてしまうという我々にとっては痛い展開になってしまった。
選手たちは相手に追いつくべく非常に良い攻撃の形を作れていた中で1-2にすることができた。
そのあとも同点にできるくらいのチャンスを作れていましたし、良いプレーも最後まで続けてくれたが
最後まで追いつくことができないゲームでした。
今日のゲームは我々が1人多い中でのアドバンテージの時間帯に圧力をかけることができなかったことを反省しないといけないと思いますし、相手の出足が鋭い中でカウンターを受けないために慎重になったというのは理解できなくもないが、1人多い中ではあまりに消極的すぎた結果、今日の試合は我々が負けに値する試合になってしまった。

 

--ハーフタイムにはどのような指示をしたのか

先ほども言った通り試合には良い入りをしていたし、相手に退場者が出るまでは非常に試合を支配していました。
ハーフタイムに選手たちに伝えたことは、1人多いのでより圧力をかけていくこと。
前からしっかりとマンツーマンではめて相手をハーフコートに押し込める展開を作り、相手は3バックで5枚で我々のサイドをしっかりとふさいできていたので、うまくローテーションを使いながら攻撃を仕掛けていこうと話しました。
ただその中で一瞬のスキをつかれて、退場者も出してしまった。
そのあとのフリーキックですぐに失点してしまったのは我々にとって痛い展開になってしまったのは確かである。
0-2になって選手たちは良い攻撃の形を作って相手のゴールに迫れたわけですが、これを数的有利な状況でやらなければならなかった。
ハーフタイムには選手にしっかりと伝えたつもりではありましたが、中々形として現れなかった試合だった。